6年生

水溶液の性質とはたらき

今日の実験は、薄い塩酸と炭酸水の中に金属(スチールウール、アルミ箔)を入れて、どんな変化が見られるか実験で確かめます。薄い塩酸に入れたスチールウールとアルミ箔からは泡が出て溶けていく様子を観察することができました。では、溶けた金属はどこへ・・・・気になるところです。
そこで、水溶液を蒸発皿にとって熱し水を蒸発させてみることに。するとスチールウールを溶かした水溶液からは黄色い個体が、アルミ箔を溶かした水溶液からは白い個体が出てきました。
さて、この個体の正体は・・・?
実は、この出てきた個体は、もとのスチールウールやアルミ箔とは見た目も性質(薄い塩酸に溶けない)も異なるものなのです。今回の実験で、水溶液には金属を溶かすだけでなく金属の性質を変化させるものがあることも確かめることができました。