今日の給食は「ごはん、八杯汁（はちはいしる）、名古屋風唐揚げ、赤じそ和え、牛乳」です。
「八杯汁」は、豆腐やにんじん、油揚げ、里芋などが入ったすまし汁です。古くから三河地方でお盆や法事、お葬式の時などに作られる精進料理です。肉や魚を使わない精進料理ということもあり、出汁もかつお節ではなく、昆布を使っています。一丁の豆腐で8人分作れるとくことや、あまりにおいしくて八杯もおかわりしてしまうということから、このような名前が付いたと言われています。
また、名古屋の名物である「手羽先の唐揚げ」は、名古屋の小さな料理屋さんで、出汁をとるためだけに使われていた「手羽先」を唐揚げにして出したところ、たいそう評判になり、それが名古屋名物になったそうです。今日は、鶏肉の唐揚げに手羽先風のたれをかけてアレンジした「名古屋風唐揚げ」をおいしくいただきました。
