今日の給食は「ごはん、高野豆腐のうま煮、さわらの香味焼き、キャベツのしそあえ、牛乳」です。「高野豆腐」は凍らせた豆腐を乾燥させて作った保存食で、味がしみやすく煮物には欠かせない食材です。その起源は、およそ800年前の鎌倉時代に遡ります。高野山の僧侶たちが精進料理として食べていた「豆腐」を当時、食事作りを担当していた小僧さんが厳冬期に誤って屋外に放置して凍らせてしまいます。それを溶かして食べてみたところことのほか美味しかったことから広まったという説が定説になっているようです。このことから高野豆腐は別名「凍(こお)り豆腐」とも呼ばれます。高野豆腐は、うっかりミスから生まれた食べ物だったんですね。みなさん知っていましたか?
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