「いじめを予防するために、何ができるのか」
弁護士の方に来ていただき、6年生一人一人が1時間、真剣に考えました。
過去に実際に起きた、いじめを苦に自殺した少年の話も聞かせてくださいました。
マグカップと水に例えた話も印象的でしたね。
「マグカップを人の心、水を悲しい気持ちだと思って、想像してみよう。マグカップに水を注いでも、どこまで入っているのか見えない。そして、いつか溢れてしまう。それと同じで、人の心に悲しい気持ちがどんどん溜まっていっても、周りの人には見えない。そして、いつか悲しい気持ちが溢れてしまって、取り返しのつかないことになる」
今の自分は、周りの人の気持ちを考えて行動できていますか?
自分が言われて嫌な気持ちになる言葉を、軽い気持ちで投げかけていませんか?
相手は笑っていても、もしかしたら心の中では悲しみの涙が溢れているかもしれません。
誰も一人ぼっちではありません。
あなたの話を聞いてくれる人が必ずいます。
嫌なことやつらいことがあったら、一人で抱え込まずに、勇気を出して誰かに話してみましょう。