今日は4年生がLIXILさんから講師をお招きし、「水から学ぶ」をテーマにお話を聞きました。
地球の表面積の7割を占める水ですが、実際に直接使える水の量は非常に少なく、0.007%しかないそうです。そのわずかしない水が、何気なく食べている野菜や肉を収穫し育てるために使われています。
子どもたちは、水が循環していることを踏まえ、一人ひとりが水の「しずく」となって、形を変えながら世界中を旅するすごろくをしました。ゲームを通して、それぞれの場所で水がどのように使われているのか、どんな状態なのかを学びました。
その後、日常生活で使う水の量について、ワークシートを使い、歯を磨くときにコップを使うと、どれくらい節水できるのかなどを考えました。
また、カレーライスを例に、食物を作るために使われる水(バーチャルウォーター)について学び、海外でおこっている水不足も自分たちの生活につながっていることを知りました。そこから今、一人あたり一日平均300L使っている水をどうすれば減らすことができるか、身近な節水方法について考えました。
子どもたちは授業を通して普段の生活を振り返り、水を大量に使っていること、節水の重要性に気づき、毎日の暮らしの中でできる工夫について考えました。ぜひ、普段の生活に生かすようにしてほしいと思います。