5年生

物のとけ方

今日は、先日の「食塩」バージョンです。60℃のお湯50mlを入れたビーカーに、食塩をとけ残りが出るまでとかして、水溶液をつくります。この水溶液をろ過し、それを氷水に入れて冷やします。
次は、ピペットで5mlぐらいとった水溶液を蒸発皿に入れ、ガスコンロで熱して水を蒸発させます。さて、実験の結果は・・・。
ビーカーを冷やすと、その温度ではとけきれない分の食塩が出てくると思いきや、ほとんど出てこないという結果に。
水溶液の水を蒸発させると蒸発皿には食塩が白く残ることは観察できたのですが、その残り方がミョウバンとは微妙に違っているような。
同じような結果になると予想していたのですが、食塩の水溶液を冷やしても、とけている食塩は、ほとんど取り出せないという結果になりました。なぜ?取り出せないのでしょう、これは水(50ml)の温度を上げても食塩のとける量は、ほどんど変わらなかったからなんです。60℃でも40℃でも20℃でも、とけている食塩の量は、ほとんど同じ。なるほど、温度が下がっても余分な食塩は出てこないはずですね。